洗脳・搾取・虎の巻
とは言ってみたものの↑について語る気はまったくありません。
今日は日本語についての話です。
日本語は美しいと思います。
同じことを言うのにも幾つも異なる表現があり、それらがほんの少しだけ違ったりして。
でも、その逆もあると俺はおもうのです。
もっとたくさんの表現があってもいいと思う言葉が。
それは「嘘」というやつです。
ご存知のとおり嘘にはたくさんの種類があるのです。
いい嘘。悪い嘘。愛のこもった嘘。無機質な嘘。
でもそれらは「嘘」でしかなくて、嘘はついてはいけないもので。
嘘つきはいけないもので。
でも嘘は方便で。
それってどうも言葉が足りないと思いますか。
誰かは言います。
「嘘だ!!」
と。
でも、それは確かに嘘なのだけど、それは本当にその人を思って出た結果であり、愛情の印であり、どうしたらその人が喜んでくれるだろう。どうしたら、その人が泣かないでくれるだろう。の形であり。
でも、嘘であり……。
もしも、それを違う表現で表せたなら。嘘を使った熟語でもなく、まったく違う言葉で表せたなら、もっと美しいと思うのです。
ちなみに英語では一般的な嘘を「lie」、罪のない軽い嘘を「fib」と言うそうです。
それは中々にいいと思うのだけど、でも、まだなんか違って、もっと愛のこもった嘘に対する表現が欲しいです。
とまぁ何が言いたいのかわかりません。
やっぱり何も言いたくないのかもしれません。
愛のこもった嘘も、人を騙すためや自分が逃げるためにつかれる嘘も同じ口から出るわけで、差なんかないのかもしれない。
うん。
やっぱり最後のは
嘘だけど。