ジョバンニと象

朝、星めぐりの歌を口ずさみながらススキの野原を歩いた。

気づいたら泣いていたのかもしれない。

空にかかる白い天の川はにじんで見え、あれが星の集まりだとは到底思えないのだった。

台風一過、銀河鉄道の夜ですね。

ここで、若干宮沢賢治っぽい描写を入れたのにはわけがあって

先日、人知れずこっそりと

新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)

新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)

を買ってきたんですよ。

はっきり言って表紙が話題になってて、でも表紙変えりゃいいってもんじゃねーだろ?

ってのも確かにで、でも、久々に宮沢賢治が読みたくて、まぁ別にうしろめたくなるもんじゃねーしなって感じで、買ってみたわけですよ。

昔、宮沢賢治にはまった?事があって大体読んだことはあったんですが、それでも中学のときだったので、やっぱり記憶というのはあいまいになるもんで、久々に読み返したらまた違う見方ができるんじゃないか?という考えもありました。


いや〜マジ、後悔も何もないっすよ。


買ってよかったよ。細かな解説なんかも載っていて、この本だと「オツベルと象」なんかも含めて14の話が入っててかな〜り楽しめると思います。

(俺の好きなグスコーブドリの伝記がないのは若干残念だけど、まぁあれ長編だしな)

というわけで、明日には他のシリーズも買ってきてそろえたいです。

やっぱり、文学と愛と音楽とその他もろもろは世界を救います。間違えないです。