ジョバンニと象
朝、星めぐりの歌を口ずさみながらススキの野原を歩いた。
気づいたら泣いていたのかもしれない。
空にかかる白い天の川はにじんで見え、あれが星の集まりだとは到底思えないのだった。
台風一過、銀河鉄道の夜ですね。
ここで、若干宮沢賢治っぽい描写を入れたのにはわけがあって
先日、人知れずこっそりと
- 作者: 宮沢賢治
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1989/06/19
- メディア: 文庫
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を買ってきたんですよ。
はっきり言って表紙が話題になってて、でも表紙変えりゃいいってもんじゃねーだろ?
ってのも確かにで、でも、久々に宮沢賢治が読みたくて、まぁ別にうしろめたくなるもんじゃねーしなって感じで、買ってみたわけですよ。
昔、宮沢賢治にはまった?事があって大体読んだことはあったんですが、それでも中学のときだったので、やっぱり記憶というのはあいまいになるもんで、久々に読み返したらまた違う見方ができるんじゃないか?という考えもありました。
いや〜マジ、後悔も何もないっすよ。
買ってよかったよ。細かな解説なんかも載っていて、この本だと「オツベルと象」なんかも含めて14の話が入っててかな〜り楽しめると思います。
(俺の好きなグスコーブドリの伝記がないのは若干残念だけど、まぁあれ長編だしな)
というわけで、明日には他のシリーズも買ってきてそろえたいです。
やっぱり、文学と愛と音楽とその他もろもろは世界を救います。間違えないです。